こん。
とあるロドスト日記に触発されてみなさんlogsの色が気になるお年頃になってしまったようですね。
PS4だから自分で計測できないと泣き寝入りするのはまだ早い、頑張れ♡頑張れ♡とおれが500文字×3ぐらいの長文でコメントしたらば冷血火力芸人として晒し首にされるのは火を見るより明らかなのだが
泣き寝入りするのはまだ早いので、とにかく灰色を脱却することだけを考慮したものをかいていきます(根本的なスキル回しについては知ってるものとします)。私はアルティメットレジェンドなのでそこそこ信用してくれていいですよ。
基本的にはlogsを利用していきますが全く縁がないという人はPS4の録画機能を使って自分のプレイングを見直す形でついてきてください。
logsで灰色になってしまう要因はいくつかあります。
死んでいる
そのアップロードされた回、あなたは死んでいませんでしたか?天才でも死んだら10%落ちるし、オレンジも10%おちりゃ紫です。凡人なら死ぬだけでも灰色になります。ヒーラーや蘇生職の場合は自分でなくても死人がいた場合はやはりDPSが下がりがちです。死のせいにしましょう。
手が止まっている・GCDが綺麗に回っていない
DPSが落ちる最大要因です。私がアルファ4層をクリアした時に一人だけクリア水準ギリギリのDPSしか出せておらず完全出荷枠だったのも完全にこれです。
ギミックを確認したり、回避するための移動をしたり、とにかくGCDというのは回すという意識がないと止まったり食い込んだりしがちです。単純に攻撃の手が止んでいるのですから、DPSは下がって当然です。
まずはギミックに左右され手が止まる状況を少しずつ打破すること。自分に厳しくいくならギミックで攻撃の手が止まっているならそれは処理できているとは言えないと考えましょう。
logsの場合active%というところから確認できますが、録画環境があるなら録画を見るのがいいでしょう。特にヒーラーはアクティブが低い、つまり棒立ちで立っている時間が多くDPSが出ないことが大変多いです。
近接の場合
近接の場合は射程が短く、どうしても遠くに散開するようなギミックでは攻撃が届きません。したがって少しでもDPSをあげる時は遠投スキルを使うことになります。
ですが遠投スキルは基本的にコンボの途中に使うとコンボを切る原因になります。コンボというのは基本的にコンボの最後を入れるために繋げるので、途中で切れるとそれだけで大きなロスとなります。同じWS数戦闘中にふっていても、3段目の数が歴然なのでDPSも開いている。これもすごくよくあることです。
したがって近接がDPSを落とさないようにする時は、コンボを打ち切ってから離れる、あるいはプロック時間を利用するという工夫がいきてくることになります。
詠唱職の場合
詠唱職は射程が長い代わりに移動の際に攻撃の手が止みがちです。必ず入れるであろう無詠唱魔法の時に先に移動してしまうというのが汎用性のあるやり方かなとおもいます。もちろんパントクラトルのような移動がずっと続くギミックには応用がききませんが、FF14のギミックの大半は移動のタイミングを自分で決定できるので、先に寄っておけたり、行っておいても構わないのであればエアロラやバイオラのタイミングで移動したり、トランスバハムートのタイミングで移動してしまうというのがまず初手かなと感じます。
ターゲットができる時間、できない時間の意識が弱い
アルファだと4層以外の全ての層で必ず射程以前の問題で敵をターゲットできない時間というのが発生します。ここはどうあがいてもDPSを出すことはできません。殴れないんだから。なのでDPSが下がる行為、つまりGCDヒールや闘気を貯める、エギや妖精を切り替える、パッセや運命の輪を出し続けると行った行為をターゲットしない時間でやっていいのであれば、必ずそうしましょう。
逆にエギや妖精を切り替えたり闘気を貯めたりする行為で次ターゲットする時にDPSがあがるのであればそうしたほうがいいです。
またアサイズやアーサリースターを敵がいない時に使う人もいますがダメージ分が本当にもったいないのでその件で脅迫を受けているとかではない限りやめましょう。
アビリティの使用回数が少ない
例えば9分20秒で時間切れを迎えて、その時間中ずっと殴りっぱなしのコンテンツがあるとします。戦闘開始10秒でだまし討ちを入れて、その後もだまし討ちを入れていきます。綺麗に60秒リキャストごとに打っていけば10回、威力400と非ダメージ10%アップが敵に入ります。最強ですね。ですが仮に同じ時間切れギリギリでクリアした人だったとしても、だまし討ちが1回少ない忍者はこの忍者に比べてどうでしょうか。当然威力400を打つ機会を丸々1回失ってしまっているわけですがら10回うった忍者より火力は減ってしまいます。
騙しに限らずあらゆるアビリティが当てはまります。火力とはこの積み重ねで、火力が思わしくないという人のほとんどはアビリティの使用回数が少ないです。これはタンクにもヒーラーにも、防御アビリティやヒールアビリティにも言えます。DPSほど単純ではないにしろ、基本的にアビリティは活用してなんぼ、クールタイムが回ってきた状態で放置しないでなんぼです。
logsとうまくむきあう
他人のログを見よう
下手くそな自分のプレイが晒しあげられ芸人がイキる場所と思いがちですが、もちろん皆が憧れる普通に強いかっこいい人のプレイログもあがっています。これを参考にしない手はありません。logsはパクるためにあります。パクりましょう。
参考にする他人のログはDPSより極力編成と討伐速度を確認してください。
- 参考にしたい自分のログや固定メンバーと編成が同じであること
例えばタンクなどは忍者がいないだけで本人の火力はグッと下がりますし、ともすればヘイトコンボの数も変わります。 - 討伐速度が極端に離れていない(短くない)こと
自分たちはミールストーム詠唱で勝てるかなってくらいなのにパントクラトル2回目までに殺しきれるようなPTのログが参考になるか?なるかもしれないがまだ少し早い - 誰かのperfが突出していいものより、全員がぼんやり紫〜オレンジぐらいのものトップ層はタイムアタックのための工夫をめちゃくちゃしていて通常プレイにはほぼ参考にならないと思われます(特にlogsだけでは)
ヒーラーはヒーラー合計が比較的近く両方とも高いものがよいです
究極的な話上手い人のスキル回しを完全に知ることができますが、とりあえず簡単なところとしてアビリティの使用回数とその箇所を確認するのがもっとも手取り早いでしょう。タンクやヒラはWSの数も確認しましょう。
自分の方がアビリティの数が少ない時、必ずどこかに致命的なロスが生じています。
同じ編成なのに上手い人に比べて自分の方がヘイトコンボが少ない場合、そんなに頑張ってヘイトを稼がなくても大丈夫なのかもしれません。
ケアルラの量が少ない、メディカラの量が少ない、もしかしたら自分のヒールはオーバーヒールか、他のアビリティに代用できるのかもしれません。
だまし討ちをどこで入れているか、それで何回入るのか。何故この人のほうがアビリティの使用回数が多いのか。
自分のデータがlogsにあげられなくても、自分でACTをみれなくても、なんなら動画との比較で見えてくることも必ずあるはずです。
logsの仕様を受け入れる
先ほども書いたように私はアルファ零式を踏破した時あらゆる面で完全出荷枠だったのですが、それでもそれなりに頑張ってクリアしたのでログを見た時はかなりショックでした。武器更新もありましたが最終的にDPSが初クリアから1600近く伸びたので、最初のDPSの低さが伺えます。アルティメットレジェンドでさえこの体たらくなので、完全に何も信用できません。そのため興味本位で見たログにがっくりくるのは大変わかります。
ただ先ほども言いましたが死ぬとlogs上の成績は終わりますし、何より武器を変えるだけで400とか伸びる世界です。編成はおろか乱数にも左右されますし、何よりこのサイトは相対評価を取っています。便宜上トップDPSを100%のパフォーマスと設定して、それに対して君はその1割しかでていないなどと算出しているにすぎません。自分のやっていることが何か悪いのかもしれない、それを探すのには使えます。ですが指標として正しいのか。よく考えて欲しいことのひとつです。
これは芸人行為を否定しているわけではなく、むしろそうやって遊ぶことそのものを理解しているからこそ、合格点のラインをlogsで引くのは危険だと感じます。
私がこの記事で書きたいのはそれを見てしょんぼりして「でもどうしようもないやん……」ってなってる人に「そんなことは!!!!ないよ!!!!!」といいたいだけです。8人でやるゲームだからどうしても自己だけで完結する要素は多くありません。キャリーされることを悪く言われがちです(私もキャリーされたのを自覚したらへこむ)が、他人のフォローでクリアできるならそれも良い話だとおもいます。
ただどこに出しても恥ずかしくない、いっぱしの「漢」になりたい……。その野望が潰えぬというなら共にこのいばらの道を頑張りましょう。
余談
最初にも書いたのですがこの手の話題にはヨスヨスしてあげるが正解であって、松岡修造の声真似をしながら「諦めるな!!」などと書くのは完全に悪手でしょう。それに私のツイッターアカウントがばれ、キャラクター名がばれ、FFlogsにその名前を入力されようものなら、終わりです。リムサの街を安全に歩くことも叶わないかもしれない。
そのためはっきり言って下手だと悩む人に真面目にアドバイスをするのはかなりリスキーと言わざるを得ません。ドルチェ*1じゃないし。そんなにめっちゃ上手いわけでもないのに口出しするのは……。こう思いプレイヤー同士が孤立するのは何も自分だけではないと思います。
幸い自分は先輩にかなり恵まれました。不安な気持ちを全部受け止めて「本当にダメならtellで教えてやる」といってくれた人もいたし、固定のメンバーが何時間も一緒になって検討してくれることもありました。こう思い出話っぽくかくとすごく昔のことっぽいですがアルファ零式でさえ、固定の方に指摘をもらい、それで上げたDPSです。
先人の恩を返したいというほどのものでもないけど、あまりにも思い悩んでいる人が多いから、頑張って書きました。
なので私のlogsが悲惨でもある程度は目を瞑ってください。
それではさようなら。