おまえきけ

140文字で足りないときに連投してリムられないための場所

東京旅行記202401

はじめて東京にいった!とかでは全くないんだけど、今回色々経験したのでまとめて日記にしようと思います。

1月6日

京都から関西国際空港に向かう。特急はるかにのる方法もあったが時間に余裕もあるし特急券なしで行くことに。結果、時間によっては列車が関西国際空港方面に乗り入れてくれるが普通に乗ってたら和歌山に向かってしまう、の罠にハマり危うく和歌山大学に行くところに

これ関西だけかどうかはわからないけど、この辺の電車はマジで「乗り入れ」とか「○○線経由」とかいうのが本当に多い。途中まで一緒だし送っていってあげるよ的なサービスなのは理解しているが知らないと勝手に地下鉄が京阪になり差分の料金を要求されることになったり、東西線に連れてかれたり、今回のように勝手に和歌山に連れてかれたりするので、険しい。環状線が環状してない話は有名だが。

その上南海電鉄には特急を名乗っているが特急券が不要座席指定券のみが存在する)という罠で俺たちを惑わしてくるので大変危険。

次からは絶対はるかにのろう…と固く誓った。乗ってたら着く安心感すごい。

なんやかんやあったが関空に着。関西国際空港は保守点検エリアの奥にもいっぱい食事処やお土産屋があり神、といった感じだった。まあ話を聞くに成田が異様になにもないということなんだろうが。
LCCはターミナルが遠いなどもあり、実際成田もそうなのだが、関空は国内便であれば別にといった様子だった。

利用したのはジェットスターLCCは従量課金でサービスが増えていくシステムで、ナメてかかるとまずいというのがよく言われるが、「国内旅行」且つ「単身旅行」で「荷物を先にホテルに送って」おき、「オンラインチェックイン」を済ませておけば並ぶのは搭乗する時だけなので全然問題ないな、という印象だった。(単身旅行じゃないと座席指定料がはいるのでちょっと高くなるなというそれだけ)

関西から東京に行く手段は主に新幹線とバス、飛行機といった感じ。

新幹線は早いし、実際に新幹線に乗っている以外のロスタイムがとにかく小さいのがメリットだなと感じる。本数もあるし自由席であれば思い立った時に乗れるまである。ただとにかく高い。新幹線の指定席片道とLCCの往復+空港までの交通費が同額とおもうと本当に高さを実感する。

オタクはしばしば朝イチで東京に着いてないといけないことになるが、これを思うと正直夜行バスがめちゃくちゃ強い。朝の7時着で深夜の23時に出発とか本当にオタクのためにあるようなスケジューリング。正直価格よりも着時間で夜行バスを選択することも多い。…がやはり体力のない人間には厳しい。高級志向の夜行バスもめっきり便数を減らしてしまったのでなかなか予約が取れないのも悲しいところ。京都ー東京間の夜行バスは本当にめちゃくちゃ外国人旅行客が多くて、短時間で国内をたくさん周りたい人々の需要にどちらかというと応えていた側面があったのだな(なのでコロナが直撃した)というのを感じたりした。

飛行機は早めに空港に着いてないといけない、便数もない、欠航やら何やらの可能性が常にある、空港が遠い、と、とにかく日程や時間に余裕がないと全く候補にあがってこないのだが、逆に言えばそうなら一番に選択に入れてもいいというくらいかもと思った。予定を詰めたいと思いがちなのでなかなかないけど。
今回は入れたい予定的に3泊するしかないという感じだったので、飛行機にした。夜行バスで朝の7時に東京に着いて、そのまま東京ドームにいって8時に入場、その後全てのコンテンツが終わるのは20時で半日ドームにいないといけない…は流石に体力的に厳しいので前泊+2日目もそのまま宿泊施設に帰る を選んだ。

つつがなく成田空港に着。今回は宿泊施設が上野だったので、成田から上野に直通でいけるスカイライナーを選んだが、これはあまりいい手ではなかったかもと感じた。まずホームがバカほど狭くて、どこがどこの車両に乗り込むための列なのか全くわからないどころか、そもそも列形成ができない。しかし全席座席指定なので絶対にそれに乗らないといけない。しかも羽田に行くための特急券が不要な列車も同じホームから出る始末。不安でめちゃくちゃになるし、他の乗客も心なしかピリピリしている。第三ターミナルからは遠いし、全然バスでいいや…という気持ちになった。

上野に着いてホテルにチェックイン。(レビューをする気がないのでホテル名は出さないが)建物が古い分サービスで補っている印象を受けたし、とても良くしてもらえた。送っておいた荷物も部屋まで持って行っていただいた。ただ今まで泊まったビジホの中でもかなり狭くて、ここで女性二人が着替えられるのか不安になった。他にも掃除が行き届いてないところがどうしてもあるというか掃除しにくそう!!とおもったので、ホテルの建物は新しい方がいいねとおもったりした。隙間風もあったし。

そのあとは同行者と合流、鍵を渡した後は一度解散してフレたちとHUBで飲んで、帰って寝た。1時に就寝。

1月7日(FF14ファンフェス1日目)

6時起床、東京ドームは8時入場だが8時現着でいいだろというナメた気持ちでドームへ。結果的にはこれでもよくて、入場がスムーズなのに感動した。基調講演でワーワー盛り上がり、その後は謎解きとアクティビティをやろうとなったがまあこれが辛かった。アクティビティをやるための建物に入るための整理券をもらうのにまずバカ程並び、いつ呼び出しされるかもわからないし動線もまあまあ狂っている。また謎解きも結構微妙なところにヒントが置かれていてめちゃくちゃ他の人の通行を阻害する。

正直アクティビティをやるときにしか協賛ブースを回れないのと黄色いビルの動線がバカだったのは建物の仕業が100%なのでしょうがないという思いがある(国内に人間をたくさん入れられる場所がスポーツ観戦をする場所しかないという険しさが全てにおいて際立っている)とおもうのでまあ仕方がないかと思えるが、謎解きに関しては全然工夫できたという気持ちがあるのでかなり残念な思い。

立花慎之介の生歌を聴いたなんで

ピアノライブに涙し、その後は逃げるようにドームを出てコンビニでご飯を買って帰った。明日がバカ早いため。それでも準備やら何やらがあり0時に就寝。

1月8日(FF14ファンフェス2日目)

5時起床。この日はガイアのコスプレをして東京ドームのステージにあがることが決まっていた。なんて?コスプレに関しては別の記事を書こうと思っているのでその時に。

更衣室の利用時間と出演に向けての集合時間が決まっていたため出来る限りホテルで済ませて更衣室で仕上げをやる方針に。

幸い同行のフレはホテルで服を着て現地でメイクを、私はメイクをホテルでして現地で着替える気でいたのでうまく噛み合った。

更衣室の10分前に行ったが、受付してもらえた。姿見とゴミ箱、そして簡単な消耗品が用意されていて、想像以上にいい更衣室を用意してもらえた。「一応」一時間制ということだが特に追い出しもなく、混んでいる様子もなかったので、しっかり準備させてもらえた。

集合時間に行くと一度ドームを出て、裏口からドームに入り直したのだが、そのルートが関係車両が通るための場所で坂道が引くほど急だったのでとてもハイヒールでは降りれず苦心した。また出演待機する場所には荷物を置く場所がなくて、一時間ほど鏡も携帯も見れない人がほとんどだったと思う。私も直前にメイクを直す気でいたので荷物は全て置いてくることと指示されたことやそもそも更衣室にあるクロークや座席に全ての荷物を置き手ぶらでくること前提で設計されていたことには少し驚いた。…が、ドームの設計上しょうがないのかもとも思った。驚いただけで不満はない。
待機エリアに行くとドームに設置された長い花道を歩いてもらうという説明を受けた。1日目は吉田が出てくる以外全く使われなかったので「本当にこのためにあるんだ…」とびっくりした。歩くのには大体90秒ぐらいかかるということだった。90秒バフが回ると思うと長いなとおもったが、実際歩くとそんなでもなかった。動画で説明を受けたり、スタッフの方から説明…という名の励ましを受けた。

出演者の方々はすごく和気藹々としていて、楽しくお話しさせていただいたのでかなり緊張がほぐれた。そのせいかランウェイにあがったあとも緊張しなかった。思ったより観客がドーム内に残っていてサイリウムもびかびか光っていて驚いたけど、現実味がないというか平坦な映像に見えて、多くの人に見られてる実感みたいなのが薄かった。一人協賛エリアでキャー!って言ってくださった方がいたのだけど、ガイアはファンサとかするかな…と思って特に何もしなかったのは後々考えればちょっと残念だったかもとおもった。
一緒にリーンをやってくれたフォロワーとは、スロープになっているところまではガイアが先行で歩いてスロープ前で合流しよう、ポーズはリーンに求められたからやるというのにしよう、と決めた。前者はともかく後者は伝わってるとうれしい。
出演が終わった後は同じくミラプリコンテストに出た人と記念撮影をした。そのまま外にいて撮影をしていたかったのだが緊張が解けたせいか風のせいか、急に寒く感じられてとても立っていられなくなりフォロワーと話したり撮影したりして終わってしまった。悲しい。コスプレは本当に体力だなと感じた。

アクティビティを遊んだ後はコス衣装を脱いでバンドライブを見、アレキサンダーが東京ドームで召喚されたのを見届け、めり乃でたらふく羊を食って帰った。後ろの席の人が絶エデンの称号は何になるだろう、the LINGAIかな…というはなしをしていた。

倒れ込むように就寝。時間は一時半ぐらいだったかな。

1月9日

朝九時に起床。頭痛と胃腸の弱りを感じた。前日に買っておいた朝食が全く喉を通らない。二日酔いか…と思った。ただ前日のめり乃ではシャンディガフを一杯しか飲んでいなくて、そのあとは倍量の水分もとった。とても二日酔いになる酒量とは思えない。飲酒する時に食べすぎると二日酔いになりやすい気もするけど、それなら一日目のほうがよっぽどだし、そもそもそんな無理に食べないようにコルセットでギチギチに腹を締めている。

二日酔いになる条件ってわからんなあとおもいながらコンビニに向かいソルマックを買う。大抵ただの二日酔いならこれを飲んですぐ、一時間も経てばましになるのだが今日はそんな気配がない。なんなら外に出たのに額はほんのりあたたかいし、その割には寒気がする。

か、風邪だ〜〜〜〜〜!!!となった。正直ここであと3時間は横になっていたいが、11時にはチェックアウトしないといけない。そもそも今から一時間半バスに乗って成田に行くなんてとても考えられない。なによりコロナやインフルかもしれないものをもって飛行機になんて乗れない。さりとて症状が軽くて病院に行く気にもなれない。

とりあえず復路で使うつもりだったジェットスターにキャンセルの連絡を入れることに。すでにオンラインチェックインを済ませているし、ケチっているのでフライトの振替やキャンセルはできない。だけどフライトというのは人数が揃っていないと悲しいぐらいアナウンスをするので、乗りませんよという意思表示をするというその一心だ。チャットでやりとりがはじまり、返金できないことはしってるのでとにかくキャンセルだけしてくれという旨を伝えた。もちろん返金はなかったが優しく対応してもらった。

同行に成田についていけない、東京駅から新幹線に乗って帰るということを告げた。薬も分けてもらえた。私は普段は持ち歩いているのだが、今回に限ってナメプした。一方同行のフォロワーは今回に限ってのみ持ってきていたらしい。ありがてえ。
次に夫と義母に連絡した。夫はこういうときにくちゃくちゃいわないとわかっていたのでフライトをキャンセルして新幹線で帰ることにしたという事後報告だけした。実際夫は心配だけをしてくれて、タクシーも遠慮なく使えと連絡をくれた。本当に優しいいい奴。普段はともかくとしてこういう有事に間違ったことをしないので本当にえらい。
夫はタクシーを使えと言ったが、実は駅から家への足をお願いを義母にしていた(義両親の家はとても近い)。義母も何も言わず時間だけ教えてくれといってくれた。この母にしてこの息子だろうな。

チェックアウトするのに10分遅れてしまったが特に何も言われなかった。荷物をフロントから発送してバックパックだけ抱えて東京駅に向かった。その頃には少し薬も効いてきて人と話したり歩くくらいならという感じだったし、ごほごほと咳がでたり鼻がでたりといういかにも人に感染すような感じではなかったので、少し店を見たりした。お昼には上野でトンカツを食べる気でいたがこんな胃腸の状態で食えるわけもないので、おにぎりと味噌汁がイートインできるところでそれらを食べた。だいぶほっとできた。

途中のぞみではなくひかりに乗ろうとするなどのトラブルもあったが、無事新幹線の自由席にも座れて帰路についた。隣の人ヒカセンだったな。車内はとても静かでよく眠れた。一応到着予定の10分前にアラームをかけてノイズキャンセリングのイヤフォンをいれて寝たが、なんとなく名古屋からずっと起きていた。

その後は義母に拾ってもらい無事帰宅。少し寝た。

今回のことで思ったのが旅行先で体調不良になったらどうしたらいいんだろう、ということだ。日程の中日であれば残念だけど今日はホテルで過ごそうというのもできるが、チェックアウトしようというとき、あるいはした後となるとどうしようもない気がする。病院に行ったところでよほど重篤でなければ入院なんてさせてもらえないし、よくて点滴をうってもらえるかどうか…?通常であれば薬を処方されて終わりだろう。その薬がきいてくるまでの間一体どこで過ごすんだろう?そしてどのみち、全快する前に、何らかの手段で東京を出る必要がある。そんな調子でのる新幹線はとてもじゃないが想像したくない。

調べてみたらまずはホテルに相談してみるのがよかったはよかったらしい。それでもその部屋は次の客のためにあけなければならないし、荷造りだってしないといけない。今回はたまたま同行者がいたし、それほど重症でもなかったからなんとかなったものの、はたしてそのどちらでもなかったらどうするべきだったのか。ようわからんのでちょっと怖い話だなあ、とおもった。

1月10日

久々によく寝た。家の風呂と布団最高。

おわり