以前にも書いたが、去年からカレーを作って食べている。その中で「天才」のカレーを生み出してしまった。それがとりひき肉と豆のカレーである。最近は俺が作るカレーといえば、この豆カレーである。私はこれを作るたびに、産んでもいない自分の子供が「どうしてキミんところのカレーは牛肉とにんじんとじゃがいもじゃなくて、ミンチと豆のカレーなの?」と訊かれて泣いて帰ってくるところを妄想し、悲しくなってしまう。そしてウーバーイーツでフォロワーにこれを売り、800円ぐらい得たいなとも考えてしまう。叶わないので、大雑把なレシピを紹介する。
利点
- あまり包丁を使わないので簡単
利点じゃないところ
- 辛さ調整が難しい(ちょっと辛い)
- 俺は香草が大好きなのでご家庭になさそうな物が出てくる
- 目分量でつくってるから「くらい」とかいう
材料(二食分)
- 鶏むねミンチ 200g
- 玉ねぎ 1/2玉
- にんにく ひとかけ
- トマト(小) 1玉
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サラダに乗せるいろんな豆が入ってるやつ 100g
私はこれを使ってるけど大体何でも美味いです。黒豆はちょっと微妙だった。
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S&B 赤缶 大さじ2くらい
辛さに影響するのでお好みで足したり減らしたりしてください。
- ハーブミックス 適量
- クミンシード 小さじ1くらい
- 胡椒 少々
- 小麦粉 大さじ1くらい
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コンソメ 2粒
- バター 5g
サラダ油やオリーブオイルでも可
作り方
- にんにくの皮と芽を取り除いて粗みじん切りにする。(粗みじん切りとは、適当に小さめにきっとけばよくて、別に大きくてもいいという意味)
- 玉ねぎも粗みじん切りにする。
- 鶏ミンチの入ったパックのラップを剥いで、ミックスハーブと胡椒をかける。ご飯にのせるふりかけぐらいの量でいいです。気分がいいなら混ぜ合わせておいてください(しなくてもいいと思います)
- 火をかけていない冷たいフライパンにバター、切ったにんにく、玉ねぎ、クミンシードを入れる。
- そうするとまな板があくとおもうので、そこでトマトを8等分に切る。トマトはまな板で少し留守番してもらおう。包丁はもう使わないので洗ってしまえ。
- フライパンを弱火にかけてじっくり焼く。
- たまねぎがしんなりしてきたら鶏ミンチをフライパンに入れる。鶏ミンチは三回ほどに分けて入れて、すでにフライパンの中にいる玉ねぎたちとうまく混ぜるようなイメージで炒める。混ざりあったな…と思ったらミンチを足す、という手順でゆっくりやる。こうするとミンチがダマにならず、うまくいくとふかふかに焼き上がる。
- 鶏肉がピンク色から白色にかわり火がぼんやり通ったらトマトを入れてかるく炒める。
- 一度火を止めて、赤缶のスパイスを入れる。食感に影響するので気になる人はざるをつかってふるいかけてください。その後トマトの形が崩れるまで中火で炒める。
- そこまでいったら火を止めて、小麦粉をふるいかける。やはり食感に影響するので気になる人はふるっていれてください。そのまま火にかけずフライパンの中身と小麦粉がよく絡みモタモタするまで混ぜます。
- 水を加えます。ここで加水する量がすなわちカレーの量になるので、コップ一杯の水を入れた後、弱火にかけ、鍋の中身を確認しながら加水してください。
- ふつふつとしてきたら最後にコンソメと豆を入れ、軽くかき混ぜます。火は止めなくていいぞ。
- 水を入れたとは長く煮込む必要はありません(豆はすでに茹でてあるので)。完成です。
作れない人はうちにきてください。
では。