おまえきけ

140文字で足りないときに連投してリムられないための場所

推しを3次元に引きずりおろせ!新宿の「FINCA」で推しの香水を作ってもらいました。

コミティアに出展するために上京したついでに新宿の香水ショップFINCAでオリジナル香水、もとい推し香水を作ってもらいました。

yokoso-shinjuku.com


こちらでは60種類以上の香水を2種類以上同時につけることで複雑な香りを楽しめるというのがコンセプト。家族や恋人、または本人の好みやイメージに合わせて香水を調合してくれるというのは時々見かけるサービスですが、ここは対象が実在でも非実在でも問わないのでオタクに優しいと人気のようで、私も友人に紹介されました。かなり存在の実在レベルが「上がる」ということだったので数か月前からずっと楽しみにしてました。
中々楽しいことになったので詳細なレポは漫画で描き上げたいと考えてますが、とりあえず実用的なというか、興味がある人向けのレポです。

アイドルや特定のキャラクターのイメージ香水を作りたい場合は写真や画像をみせたり、名前などを伝えて直接的にイメージして作ってもらうことはできません、またSNSに掲載するときも留意してほしいとのこと

実際イメージ香水が公式からもでていたり、また出る可能性が0ではない場合、やはり競合が懸念されるようです。
自分の場合は自分のヒカセンの香水を作ってほしくて行きました。

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自分のヒカセンのイメージ香水が出ることはまずありませんが、一応絵描きの端くれですので自分のイラストを見せました。なのでそれ用に撮影したこれは見せてません。(いちおうお姉さんは割と公式SSを見てもいいかなあという空気でした。見てくれなかったときはすべて口頭で伝えます)。この時かなりイラストの雰囲気に引っ張られてお姉さまがかわいそうだったので、自分の絵で勝負する人はアニメの設定画レベルのニュートラルなイラストを持ってくのをおすすめします。

かなり夢女向けのカウンセリング内容でした。

まあ私はゆべくんの夢女なので全然オッケーだし、事前に伝えれば大丈夫なのかもしれませんが、ほかのブースからも漏れ聞こえる感じをきくに基本的には夢女向けって感じでした。「いや俺は推しに認知されたいわけじゃないですね」みたいな面倒くさいオタクはお姉さんをいじめず自己の工夫で頑張ってほしいなという内容でした。
あとこれはもしかしたらカウンセラーの性格みたいなものかもしれませんが、ぼんやりとしたイメージというよかは「そいつを香りという手段で現世に引きずりおろす」みたいな「意地」を感じましたね。

推しの解像度が求められます。

基本的にはカウンセラーさんの質問に答えるとどんどん香水が選ばれて行ってそれをお試しでかがせてもらって、よりイメージに近づけていきます。
彼女が「そいつを香りという手段で現世に引きずりおろす」みたいなエネルギーでぶつかってきたから……というわけでもなく誰とあたってもかなり具体的な推しの解像度を求められます。友人は「趣味は?」「普段は何を食べていますか?」とかお見合いみたいな内容だったらしいのですが、私は「彼にもしあったらどんな印象を受けますか?」「周りからどんな人だと思われてますか?」「執着はしますか?」みたいなゆべくんを通した入社試験かな?みたいな内容でした。どれも「ええ~……?えっみんなどうおもう?」と思って横を向いても誰もいない孤立無援の状態で語らなければならないので、推しの解像度は頑張ってあげていったほうがいいですね。今回訊かれなかったので大丈夫でしたが私はゆべくんが普段食ってるものとか知りません。あと14オタクとしゃべるときはエオルゼア共通知識にかなり助けられてるのだなと実感しました。まさかヒカセンのことを「仕事によって活動拠点を変えるいわば転勤族のようなものですね、故郷は海沿いです」ということになろうとは。
ちなみに私の時は「こっちのほうが香りとしては好きですね」とかなめた口きくと「そうじゃなくて彼の体臭を追うんですよ?」といわれました。すみませんなんか

所要時間は30分程度

イベント前の土曜日だったからか開店20分前から並んでても整理券はギリギリでしたね……。私のような遠方マンは注意。

予算は5000~7000円程度

最終的に自分のヒカセンが吸っているたばこの香りをイメージして作ってもらいました。海をイメージした(褐色肌なのでもってきてくれた)「ホワイトマリン」がリムサ・ロミンサの、ひいてはミスト・ヴィレッジの空気を思わせ、スパイシーな「モネ」がたばこの刺激臭に似た香りを与えてくれます。
先にどちらの香りをつけるかでも大きく雰囲気が変わって驚きました。どちらもゆべくんの香りとして楽しめるなと思ったので、これはクソおトク~!とおもってこの2つにしました。主流煙のフレーバーそのままに部屋に染み付くとか、副流煙がいい匂いとかは、完膚なきまでのドファンタジーなんですが、その点も含めてかなり満足度の高い香りを手に入れられたなと感じました。結果的に自分の好きなムスクの香りになったのは……ゆべくんと好みが近いということで。

もともと少しだけたばこをすう趣味があったんですけど香水の鼻腔を刺す感じがすごい喫煙後に近くて……。吸わずにこれでいいなって感じがしてます。もともと吸ってはなかったけど辞めそうですね。
あと香水自体の話題として料理をするときに死ぬほど邪魔なので、つけるタイミングに迷うなという感じでした。香りは大体(ほのかな香りを含めるなら)半日は持ちますね。私はとりあえず14ちゃんやるときにふってます。

以上です。